私の体は生きている

幼い頃からストレスがあると爪を噛む。


その癖のおかげで、

私の爪はすっかり小さくなっている。


「まるで野性の爪を剥いでいるようだね」


とパートナーに言われてハッとする。


インナーワークでそこを深めていくほどに、

私がどれだけ自分の体をいじめ

野性を封じ込めてきたを思い知る。


ーーー


「体との関係性を修復してみる?」


長年受けている個人セッションの中、

forestから問われたその一言で

自分が体をどう扱ってきたのかを直視した。


私の体は、行き場のない怒りと悲しみを

ぶつけるサンドバッグだった。


一人の生きている存在ではなく、

殴られて当然のサンドバック。


そう思わないとやってられない人生だった。


ーーー


私は自分や人々が社会から暴力を受けていることに

長いこと気づいてなかった。

その痛みを自覚することすら許されない世の中で、

狂ってしまわないための悲しい戦略は

ずっと秘密裏に行われてきた。


体を痛めつけている自覚を持つと

行き場のない怒りはいよいよ行き場を失い、

正気を保つことはできなかったんだと思う。


ストレスの軽減と十分なサポートを受けられる今、

ようやく自分が世界から受けた暴力と

自分が自らに放った暴力、

その両方を自覚する余裕が生まれたのだろう。


それでも自分が放った暴力を認めるのは

胸を引き裂かれる思いだった。


ーーー


たくさんの温もりとサポートを受けながら

ようやく私は声にした。


「体さん、私、あなたをみていなかった。」


私がみていたのは、社会の顔色だ。


体が欲しがるものよりも、

社会がそれをよしとするかどうか、

家族に、友人に、コミュニティに受け入れられるかどうか。


そこにはまらない部分を、私は切り捨て続けてきた。


柔らかく膨らんだお腹や二の腕、しわくちゃの顔を、醜いと呪った。


大きな声や生き生きとした躍動を、うざいと嫌った。


お前には居場所がないのだと、

自分で自分を追いやった。


浮かぶのは、剪定し続けられた樹木のイメージ。


命が新しい芽を出すたびに、

パチン、パチンと、摘まれていくのだ。


その歴史を嘆きながら、

心の奥の願いを体に伝える。


「体さん、私、本当は、

 あなたにあなたらしく咲き誇ってほしい。」


(続)


(追加)

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